日本人として初のノーベル物理学賞を受賞した

湯川秀樹さんのこの言葉が好きで

いつも心に思い浮かべるようにしています。




この言葉に出会ったのは、社会人2,3目の時。

物理的な仕事量や、上司から求められることが増えて、

課題点がどんどん自分の中で膨らんでいきました。

自分が処理できる量以上に業務を抱えて、全部やろうとしていました。

その分ミスが多かったり、精度が低いと指摘されたりして、

自分自身をダメな人間に感じていました。




そんな時に偶然、この湯川秀樹さんの言葉に出会いました。

頭が良いわけでも要領が良いわけでもない私は、

たくさんの事を早く吸収することはできない。

でも一日一歩だったら、進められるはず。

一日はたったの一歩でも、毎日積み重ねたら、

きっと今の自分より成長できる、と

いい意味で諦めの様な気持ちになって、

一つ一つ丁寧に取り組むようになりました。

一歩進んだな、と思えたら、自分自身で

その日にOKを出すようにしました。

すると、少し前までダメだと思っていた自分が

毎日進んでる自分に変わっていきました。

もちろんすぐではありませんでしたが、

落ち着いて取り組むことでミスも減り、

精度も上がっていきました。




私は書道で仕事する夢を持った時にも同じように、

一日一歩でも進んで行こうと思いました。

そして筆を持つ時間を増やしたり、

感情を込めて書くようにしたり、

古典作品から学んだり、営業してみたりと

数年間一歩ずつ取り組んできました。

そして今、少しずつではありますが

お仕事を頂けるようになってきました。

まだまだ道半ばなので、

また日々一歩一歩進んでいきたいと思います。



デザイン書道家
武田 燈泉