2015年12月
研究会
意外と知らない賀詞の意味
12月に入り、年賀状を書く時期です!
年賀状のデザインを選ぶ際に、
色々な賀詞がありますよね
意味の違い、ご存知ですか?
色々な賀詞がありますよね
意味の違い、ご存知ですか?
賀詞は送る人に応じて
使い分けが必要です。
今日は備忘録的に賀詞の
意味と使い方を残そうと思います。
使い分けが必要です。
今日は備忘録的に賀詞の
意味と使い方を残そうと思います。
◆目下の人に使う賀詞◆
・1文字の賀詞
『寿』 めでたい
『福』 幸せ
『賀』 祝い
『春』 年の初め
・2文字の賀詞
『賀正』
正月を祝う
正月を祝う
『賀春』
新年を祝う
新年を祝う
『頌春』(しょうしゅん)
新年をたたえる
新年をたたえる
『迎春』
新年を迎える
新年を迎える
『慶春』
新年をよろこぶ
新年をよろこぶ
『初春』
新しい年
新しい年
『新春』
新しい年
新しい年
漢字1文字や2文字の賀詞は、
単に「幸せ」や「新年を祝う」
の意味で敬う要素がないので、
目上の人には使わないようにしましょう。
の意味で敬う要素がないので、
目上の人には使わないようにしましょう。
◆目上の人に使う賀詞◆
・4文字の賀詞
『謹賀新年』
謹んで新年をお祝い申し上げます
謹んで新年をお祝い申し上げます
『謹賀新春』
謹んで新しい年をお祝い申し上げます
謹んで新しい年をお祝い申し上げます
『恭賀新年』
うやうやしく新年をお祝い申し上げます
うやうやしく新年をお祝い申し上げます
『恭賀新春』
うやうやしく新しい年をお祝い申し上げます
うやうやしく新しい年をお祝い申し上げます
『敬頌新禧』(けいしょうしんき)
うやうやしく新年のよろこびをおたたえ申し上げます
・文章の賀詞
『謹んで新年のお慶びを申し上げます』
『謹んで新年のご祝辞を申し上げます』
◆どなたにでも使える賀詞◆
『あけましておめでとうございます』
『新年おめでとうございます』
『新春のお慶びを申し上げます』
『Happy New Year』
先日ご紹介した私のデザインの賀詞は「賀正」なので
目下の人や親しい方にご利用ください!
年賀状デザインムックは、送る人によって
デザインや賀詞を選んで送れるので便利ですね。
プラスα
二重賀詞にご注意を。
年賀状のデザイン自体に
「謹賀新年」や「迎春」などの
賀詞が入っているにも関わらず、
「謹賀新年」や「迎春」
賀詞が入っているにも関わらず、
添え書きで「あけましておめでとうございます」
などの賀詞を使ってしまうのはありがちです。
これは意味が重複しているのでNGです
ちなみに「新年あけましておめでとうございます」も重複です。
普段のコミュニケーションが
メールやLINEばかりの昨今で、
一年に一度の年賀状書きは
面倒ではありますが、
どうせなら楽しみましょう
デザイン書道
武田 燈泉